こんにちは。タケウチです。更新サボってました。
最近「ここは今から倫理です」という漫画にハマっています。倫理の先生が、悩みを持った色々な生徒達の話を聞いてアドバイスしてくみたいな漫画です。
倫理の勉強にもなりますし、共感できる生徒達の悩みも多くて、読みながら泣いてます。(笑)
さて、今日は劇中で出てきた「トランス・ヴェスタイト」という言葉について書いていこうかなと。
女子生徒が、女子の制服にスラックスを追加し、リボンをつけなくてもいいようにすることを学校に訴えるために、署名を集めていたときに、先生が言った言葉です。
「トランス・ヴェスタイト」とは、社会から男/女らしさを押しつけられることに抵抗を覚え、異性装をする人のこと。
私は女らしさを押しつけられるのが嫌で、髪型はベリーショート、服装は中性~男性的。でも性自認は女。「トランスジェンダー」とか「X」とかではないな~、ただの男装好き?と悩んでたんですよね。
「トランスヴェスタイト」という言葉が出てきたときに、まさにこれやん!と思ってしまったんです。
もう少しこの言葉について詳しく書いていきましょう。
(トランスヴェスタイトと打ち込むとき、う゛ぇすたいとの方がうまく変換できなくてちょっとむかついてますw)
トランス・ヴェスタイトとは
トランス・ヴェスタイト、別名クロスドレッサーとは、一般的に心の性と体の性は一致しているものの、異性の服装を身につけたい人のことを言います。
広くとれば、服装だけでなくメイク、髪型、口調などの振る舞いについて、異性のものを採用したいなと。
これは、女はメイクすべき、黒髪ロングでいるべき、スカート履くべきみたいな、社会が求めてくる「らしさ」への抵抗だとされています。
(トランス・ヴェスタイトでなくても、男らしさ、女らしさの押しつけはうざいと思っている人は多そう)
性自認や恋愛・性的な対象は関係がない点に注目
トランス・ヴェスタイトを語る上で注意したいのは、性自認や恋愛・性的な対象は関係がないところです。
自分は男だけど「女性的な服装をしたい」と言っても、心の性が女だとは限らないし、好きになる性が男だとは限りません。(その可能性はありますが、別次元の話です。)
LGBTQの話題について、心の性と好きになる性の話をごっちゃにしてしまっていることも少なくありませんから、注意が必要です。
心の性の話と好きになる性の話は別問題
恐らく、LGBTとひとくくりにしてしまっているのが良くないんだと思います。
Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシュアルで、好きになる性が世間一般と異なるという話。
Tはトランス・ジェンダーで、体の性と心の性が一致していない、違和感を感じるという話。
最初の三つとTはまったく別の話をしているんですよね。
「心の性は男で体の性は女なんだね。(トランス・ジェンダー)じゃあ、レズビアンなんだね」は基本的に的外れなんです。
トランス・ジェンダーでも、ヘテロ・セクシュアル(異性を好きになる)の可能性もあるからです。(この時に、体の性を基準にするのか、心の性を基準にするのかで変わってきそうですが)
まあ、こんな風に細分化されてややこしいから、煙たがれるんだろうなあとぼんやり思います。偏見を持っているからといって攻撃せずに、正しい理解をしてもらうことが必要です。
まとめ
自分が「トランス・ヴェスタイト」と分かってスッキリしたので記事にしたかっただけですが、同じような悩みを持っている人が共感してくれたり、同じようにスッキリしてくれたら幸いです。
それではまた。
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