お疲れ様です。タケウチです。
突然ですが、あなたの自己肯定感は高いですか?低いですか?
私は超低いです。そのせいで、生きづらく感じ、だいぶ人生で損をしてきました。カウンセリングに通い、少しずつ改善をしていく日々です。
この記事では、自己肯定感を上げ、あなたの人生を生きやすくする、簡単なワークを紹介していきます。
自己肯定感とは

自己肯定感とはそもそもなんでしょう。
辞書で調べてみましょう。
自己肯定感:自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉
自己肯定感は、定義する人によってかなり意味が様々ですが、概ね「ありのままの自分をまるごと受け入れているかどうか」の指標と言えるでしょう。
できている自分はもちろん、できていない自分であっても、否定せず受け入れられることが、自己肯定。
恐らくこれを読んでいるあなたは、「自己否定感」が強いのではないのでしょうか。できる自分は良くても、できていない自分は嫌、嫌い。ちょっとでもできない、人に劣っていると不安になって落ち込んで。
挙げ句の果てに、端から見たら十分に出来ていることも「できていない」と評価を下してしまう。
まさに私がこれでした。しかもカウンセリングで先生に指摘してもらうまで、全く無意識だったのです。
では「自己肯定感」はどうしたら上げることができるのでしょうか。ここからはワークを紹介していきます。
自己肯定感を上げるワーク

自己肯定感を上げるワークをやっていきましょう。工程は4つあります。順番にみていきましょう。
①普段~べきと思っていることを書き出す
「私は〜〜べき」という文章を思いつくだけ書き出します。最低5つは書き出してみましょう。
私が実際に書いた文はこちらです。
「私はできる自分であるべき」
「私は期待に応えられるべき」
「私は積極的に行動するべき」
「私は常に勉強するべき」
「私は自分に厳しくあるべき」
②①の文をお願いの文に変えてみる
次に、先ほど書いた文を、お願いの文に変えます。
「私はできるだけ〜〜ありたい」という文に変換しましょう。
私の例で言えば、こうなります
「私はできるだけできる自分でありたい」
「私はできるだけ期待に応えたい」
「私はできるだけ積極的に行動したい」
「私はできるだけ勉強をしたい」
「私はできるだけ自分に厳しくありたい」
先ほどよりも文章がマイルドになりましたね。
①の文は普段から無意識に自分に言い聞かせていること。つまり「〜〜するべき」というの命令なので、かなり緊張感のある文章になっています。
例えば「飲み会に来い!」だと、強制参加のピリッとした飲み会に行がないといけない感じになりますよね。

それと同じで、①の文は「~しなければならない」と思わせるのです。
しかし、この命令に従えない、破ってしまった、達成できなかった場合、あなたはどうなってしまうでしょうか。
そう、自己嫌悪に陥ってしまいます。②の文に変えたことで、ちょっとだけ自分に優しくなった感じがしませんか。
③ ②の文を許しの文に変えてみる
③の工程では、②の文章を許しの文にしてみます。
直訳すると「私は〜〜しなくても良い」となりますが、そこは意味が通りやすいように書いてみましょう。
私がカウンセラーの先生に手伝ってもらいながら書いた文章はこちらの3つです。
「私は適度に肩の力を抜いて良い」
「私はしんどいときは逃げても良い」
「私は悩んだとき、苦しいときは人に相談して良い」
今まで張り詰めていたのか、緊張がふっと解けて、書きながら涙が溢れてきてしまいました。あっ休んでもいいんだと。
④毎日声に出して読む
③で書き出した文章を今度は毎日声に出して読んで自分に言い聞かせます。
①で書いたような意識が長期間に渡りすり込まれてきたので、その洗脳を解くのは容易ではありません。
③の文章を呪文のように唱えて、自分に少しずつすり込んでいきましょう。
自分を否定していては成長しない

自分のケツを自分で叩けるタイプと小さい頃から言われてきました。自分でケツを叩いて、速く走ろうとする馬でした。自分への厳しさが自分を甘やかさず成長させているのだと思ってきました。
しかしそれは間違いでした。
成長だと思い込んでいたそれは、マイナスからゼロにしていただけだったんです。
マイナスからゼロにするのは、意外とシンプルです。それは、自分を肯定すること。山登りに例えるなら、麓から山頂を目指せるのです。
しかし、自分を肯定できない私は、マイナスからスタート。麓どころか崖の下。わざわざ、ビシビシ自分で叩いて崖を登り、ようやくたどり着く先は山の麓です。
そんなことをしていれば、疲れ果てて死んでしまいます。
上で紹介したワークは自分に優しい言葉をかけ、今までの洗脳を解いていくことで自己肯定感を上げていくワークですが、自分に厳しい人種は、「そんな甘やかしたらダメ人間になってしまう」と思ってしまうかもしれません。私もそう思いました。
しかし、それは錯覚。自分をある種「甘やかす」ことが、実は自己肯定感を上げ、簡単にスタート地点に立たせてくれるんです。
私がカウンセラーの先生に言われたのは、スケジュールの中に「休む時間」「好きなことをする時間」をしっかり組み込むこと、でした。
休むのが下手な私はどうしても自分を甘やかしている感があり、上手に休めず、「無理をしている感覚」もバカになっていて、「無理をしている」、「肩の力が抜けていない」ことに気づけないのです。
結果、ずっと気を張っている状態となり、気づけば身体が悲鳴を上げているなんてこともしばしば。
先生に言われた、好きなことをスケジュールに組み込む、毎日呪文を読み上げる、ちょっとしたことでも自分を褒める、ということを実践し始めたのはつい最近ですが、休むとき、遊ぶときに感じていた罪悪感みたいなものが薄れつつあります。
「自分に厳しくありたい」というのは決して悪いことではなく、それも肯定する。でも、時には肩の力を抜いて、明日の活力にしていく。
カウンセラーの先生に言われたことが段々と腑に落ちて言っている状態です。思い込み、洗脳を解くのは本当に時間がかかるんだなと実感しています。
あなたも自己肯定感をあげていきませんか。
まとめ
いかがでしたか。
私も自己肯定感がまだまだ上がりませんが、そんな自分でも肯定して、毎日を生きています。ぜひワークを通して、あなたも自己肯定感を上げて、人生を生きやすくしてみて下さい。
それでは。
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