どうも、たけうちです。
ネガティブなことをぐるぐると考えて、そこから抜け出せなくなることってありませんか。怖い、行動できない、そんな自分嫌だとかマイナスなことばかり考えてしまう、とか。
気持ちも沈むし、前向きに生きる人達を横目にじめっと生きる自分。なんだかなあと悲しい気分になりますよね。
でも、そこから抜け出せる簡単な方法あるよ?って言ったらどうですか?ってことで、、、、
今日の記事では、ネガティブが思考がぐるぐるとしてしまったとき、とても緊張するときや不安に思う時に使える、ちょっと意外で即効性のある方法をご紹介していきます。
主語を「あなた」に変えて自分に語りかける

自分の中に閉じこもってしまって抜け出せない時に使える超簡単な解決法、それはズバリ、主語を「私」から「あなた」に変えて語りかけるという方法です。
もう少し具体的にお伝えすると、「私はだめなんだ、行動できないんだ、ああああ」って思っている今段階から、この「私」というのを「あなた」に変えて、「あなたは自分がだめだと思っているんだね、行動ができないと思っているんだね」と言い換えてあげる。たったこれだけです。
ポイントは皮膚の外に出すこと、声に出すことです。
主語を「私」から「あなた」に変えることで、自己を解放しやすくなる理由には、いくつかの心理的なメカニズムが関係しています。以下その背景を解説していきましょう。
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自分を俯瞰する力が働く
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優しさをもって自分を扱える
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内面の声を対話として引き出せる
ひとつずつ見ていきましょう
自分を俯瞰する力が働く
「あなた」と呼びかけることで“距離”が生まれる
「私」として自分を見ると、自分の中に深く入り込みすぎてしまい、感情や思考に巻き込まれやすくなります。ネガティブな思考がぐるぐるしてしまうのはそのせいですね。
一方で「あなた」と語りかけると、あたかも他者を見ているかのように一歩引いた視点=メタ認知的な視点が生まれます。一瞬でも自分を外側から見ることができるんです。
これは心理学で「ディフュージョン」と呼ばれる考え方で、感情と“私自身”との距離を取ることにより、その感情に呑み込まれにくくなります。この“自分を少し外側から見る”という視点は、心理的な余白を生み、感情や思い込みから自由になって自己を見つめることを可能にするんです。
優しさをもって自分を扱える
「他者に語りかける言葉」は優しくなりやすい
自分に向ける言葉は、無意識に厳しくなりがちです。「私はだめだ」と思うとき、それは自己批判の色が濃く出ます。
しかし、例えば、「私疲れてるわ」から「あなた、今ちょっと疲れてるんだね」に変えると、「頑張ってるよな、息してるだけで偉いんだぜ、ゆっくり休もう」といったように、ねぎらいの言葉まで出やすくなりますよね。自分が語りかけていても、他人の優しい言葉として聞こえてくるんです。
他者に話しかけるつもりで言葉をかけると、自然と思いやりや受容の姿勢が現れやすくなります。これが、自己肯定感やセルフコンパッションを育てる助けとなりますし、この言葉の響きのやさしさが、心に安心感をもたらし、リラックスへとつながっていくのです。
深呼吸とセットで自分の内なる声を「やさしい誰か」の声としてイメージする。否定せず、ジャッジせず、ただ気づいて認めていきましょう。
内面の声を対話として引き出せる
感情の“認知”と“受容”が起きる
例えば、「あなたは緊張しているんだね」という言葉は、自分の状態を否定せずに、そのまま認めてあげる行為です。
これによって、脳は「今、ちゃんと自分の状態を把握できている」と安心します。
感情というのは、押し込めようとすると逆に強くなることがあります。やっちゃだめと言われるとやりたくなるのがそのメカニズム。
「そうだね、緊張してるね」と名前をつけて認めて上げることで、気持ちに“居場所”ができて、自然と和らいできます。
まとめ
まとめると、
ジャッジはなにも生みません
以上です。
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