お疲れ様です。タケウチです。
「人付き合いも上手にできない」「仕事でも成果がでない」「恋人いない歴=年齢」「全部中途半端」と「人生うまくいかないなー」「まだ20代、今後もこういう人生が続いていくのか」と絶望していませんか?
私も23という年齢ですが、幸福度としては地を這うような人生を送ってきました。上記のように絶望し、どうしても改善したくて、自己肯定感について自分なりに学び始めました。
本や動画で学び、カウンセリングを受け、日常を過ごす中で、最近「こうすればいいんじゃないか」という仮説を立て、実験してみて、どうやら真理のようだと思い始めたことがあるので、紹介していこうと思います。
この記事は5分程度で読めます。
自分と向き合わないと上手くならないスポーツとの出会い
2024年の2月から、私はとあるスポーツを始めました。最初はあまり面白さが分かりませんでしたが、あることを教わってからはすごく人生に通ずるスポーツだと感じ、ちょっとずつ面白いと感じるようになりました。
そのスポーツとは「ゴルフ」。

ゴルフというスポーツにおいてプレーヤーがやることとしては、クラブを使って止まっているボールを叩くというシンプルな動作だけ。しかしシンプルだからこそ、奥深いのです。
私の場合、教えられた通りのフォームで振ったとしても、あらぬ方向に飛んでいくこともしばしば。なんでうまくいかないんだろうと、理由が分かりませんでした。
あるとき、通っているスクールのコーチから、こんなアドバイスをもらいました。
「体の力を抜き、クラブの重みを感じて、その重みを利用するといい」
正直ハッとしました。確かにスイングの際に、うまく当てようと考えてしまい無意識に力が入っていたり、手首を返していたりしてしまっていたのです。
余計なことを考えずに、「ふりこ」のようにスイングし、クラブ自体の重みで飛ばしていく。
このアドバイスを受けて、クラブをプラプラと「ふりこ」のように素振りをし、重みを感じてから、いざボールを打ってみると、面白いように飛んでいきました。
飛距離を調整したいときは、自分の力ではなく、ふりこの振り幅を変えるだけ。「ああなるほど」と思いました。
「力を抜けば抜くほどうまく飛ぶ」
ここに気づいたとき、ゴルフってとんでもなく面白いと思ったんです。
うまくいかない理由は「力みすぎ」
いきなりゴルフの話だったので驚かれたかもしれませんが、「力を抜けば抜くほどうまくいく」というのはとんでもなく真理だと思いませんか?
また、クラブの重みを感じて利用するというのは、人生に置き換えてみれば、「自分の強みを感じて活かしていく」「人の力をうまく借りる」と言い換えられるかもしれません。
このブログのターゲットである自己肯定感が低い人というのは、これまでの人生の経験やトラウマから、無意識に力んでしまい、身体も心もガチガチに固まってしまっていることが多いのだと考えています。
特に幼少期に、親の理想通りに動かないと、怒鳴られたり、無視をされたりすると、「育ててもらえない」と危機感を覚えます。すると、無意識レベルで「そうしなければ死ぬ」と考えるようになり、捨てられないように緊張、警戒する日々が続くわけです。
「緊張する」というものは、度合いが適度であればスポーツ、舞台、試験や仕事などのパフォーマンスに良い影響を及ぼしますが、過度であれば、良いパフォーマンスは発揮できませんよね。
人生でも、人と話すときにずっと緊張していたら相手も話しづらいですし、緊張しすぎると意識が自分に向かいすぎてちょっとしたことで自己嫌悪に陥ったりします。ひどいと自分の殻に閉じこもって、人に相談せずに過ごし、問題が悪化するということもあり得るでしょう。これが「人生がうまくいかない」と正体ではないでしょうか。
これを改善するには、力を抜いてリラックスすることが必要なはずです。リラックスするというのは、「今の自分のままでいい」「存在しているだけでいい」と思うこととイコールです。
ありのままでいいと受け入れられたら、自分の長所や強みを活かすことも、人の力に頼ってみることも、やりやすくなるはず。失敗したとしても自分を責めず、「うまくいかない方法が分かった」と前向きに捉え、成長もしやすくなるはずです。
以前、否定ではなく許しから成長が始まるという旨の記事を書きましたが、そことも繋がってきますね。
どうやって力を抜くか

「力を抜くことが大事」とはいえ、じゃあどうすればいいんだという話ですよね。
安心して下さい。今日からでもできる「やり方」教えちゃいます。リラックスでは、身体本体と、心、どちらも力の抜き方を覚えることが大切です。
身体本体のリラックス方法
身体の緊張は心が及ぼしていることが大半ですが、身体本体の力を抜いて癒すことも大切です。オススメは次の3点です。
・体操
・ストレッチ
・整体
体操、ストレッチの方法はYoutubeなんかにもたくさん転がっているので、1日3分でもやってみると結構はやめに効果が出ます。仕事前や休憩中、風呂上がり、寝る前など習慣にしてみると、だんだんと力の抜き方が分かってきます。
そして特にオススメなのは整体。
私も肩こりがとんでもなくひどかった時期がありました。
もちろん、これまで勉強やデスクワークの時間が多かったのもありますが、「~しなければ」という心の緊張も大きく影響していました。
カウンセリングに通って、そこに気づいてから、まずは物理的に力を抜いてやろうと整体に通い始めたのです。
先生に身体を診てもらうと、肩から背中にかけて、鋼鉄のように凝り固まり、20代の身体とは思えないと仰天されました。それだけでなく、毎日走っている影響で脚も張っていると言われました。
身体は1枚のタイツを履いているようなイメージで、どこかが凝れば必ずどこかも凝るという仕組みになっています。
だから、整体では、「肩が凝っているから肩だけを揉む」のではなく、脚やお尻、腕もほぐす必要があるそうです。
「全ては繋がっていて、一部に異変があるなら、全体を見直す」という考え方は、仕事や人生にも活かせそうですね。だから、心が緊張しているなら、身体もケアするというのはあながち間違いではなさそうでしょ。
定期的に整体に行くことで、施術中には強制的にリラックスができます。というか、リラックスさせられます。力が入っていると、先生もうまく施術できないからです。
普段無意識に緊張していても、「ああやっぱり緊張してたんだ」という気づきも得られます。体操やストレッチの習慣に合わせて、取り入れてみてはいかがでしょうか。
心のリラックス方法
心がリラックスする状態というのは、自己肯定感が高い状態ともイコールです。一朝一夕では難しいものではありますが、それでも方法はあります。オススメは以下の通りです。
・毎日金言を唱える
私は、自己肯定感を上げる、心が楽になりそうな言葉をメモ帳にまとめて、気づいたときに声に出すことにしています。(カウンセリングの先生には毎日唱えましょうと言われていますが、結構忘れがちです)
例えばこんな感じです。
・できないことを認める
・適当に生きて良い
・まあいっかと開き直る
・強迫観念を自覚してケアするのが大事
・丁寧に粛々と
・しんどくなったら逃げてもいい
心の緊張は、幼少期からの誰かからの洗脳が原因なので、洗脳を少しずつ少しずつ解いていくというイメージ。ここでは「声に出して言う」という行為がミソです。
言霊という言葉があるくらい、人は口に出した言葉に影響されます。影響されまくります。「不幸だ」と言えば、不幸になっていきます。そのくらい強烈なものです。
洗脳も同じ。同じ事を言われ続けることで、「そうなんだ」と思う様になります。なのであれば、言葉の強力さを利用してやればいい、というわけです。
上記のような金言を毎日毎日、しつこくしつこく唱え続けることで、「たしかにそうかもしれない」と脳に思わせる。前の洗脳を上書きしていく。そういうイメージ。
これくらいだったらできそうでしょ。
但し、私はカウンセラーの先生と一緒に、私の心の傷を見つけ、洗脳や心の緊張に気づき、それを向き合うためにこの方法を行っているという過程があります。まずは、心理カウンセリングを受けてみて、なにが自分の人生を阻害しているのか、心の傷を見つけてみた方が回復が早いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。
20代で「うまくいかないな」と気づいたあなたはある種ラッキーです。そこに気づいたらあとは対処をしていくだけ。その後の人生がより豊かに華やかになる可能性を大いに秘めているのです。
身体と心の力を抜いて、適当に、人生を生きていきましょう。それでは。
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