お疲れ様です。タケウチです。
自分が体験した話しなのにうまく話せない、そもそも自分の気持ちを上手く言語化できない、フリートークなんてもってのほか。
口下手、話し下手だから、話を振られるのが嫌すぎて…..そんな風に悩んでいませんか。
上記の悩み、実は私がめちゃめちゃ悩んでいることでもあります。
これは、頭に浮んでくる言葉をうまくアウトプットできていないことが原因。もっと言えば、強烈なストッパーがある、そもそも言葉が浮んで来づらい状態にあることが原因です。
とはいえ、頭の中にふっと浮んでくる言葉をパッと口にする練習を繰り返すことで、改善されていきます。この記事では、口下手・話し下手を解消するトレーニング方法を紹介していきます。
超簡単表現力トレーニング
早速、トレーニング方法を紹介していきたいところですが、その前にウォーミングアップです。
スポーツを30秒以内に10個挙げてみてください。いきますよ?
よーい、どん!
………………………..
できましたか?
恐らく余裕でできたか、惜しいところまでいったかと思います。よくできました。
それでは次の問題です。
「怒り」に関するキーワード(感情を表わす言葉)を同様に30秒以内に10個挙げてみましょう。
キーワードについて分かりづらいと思うので簡単に例を挙げます。「悲しい」の場合です。
ex.絶望、失望、落胆、悲哀、喪失感、がっかり、
言葉同士は似ていても構いませんし、出にくければセリフみたいになっても大丈夫。(「がっかり」のように)
準備はいいですか。いきますよ、よーいどん!
…………………………………….
はい、できましたか?スポーツに比べなかなか難しかったのではないのでしょうか。
怒りの感情言葉として挙げられるのは例えば、以下の通りです。
ex.イライラ、ムカムカ、腹立つ、むかつく、攻撃心、軽蔑、敵意、ちくしょう
コミュニケーションに苦手意識がない人でも、10個は難しいかもしれませんが、5個以上は挙げることができるでしょう。
一方で、私を含めコミュニケーションに苦手意識があるような人、口下手話し下手な人は、2,3個挙げたら限界です。
私も初めてこれをやったとき、2個しか出せませんでしたw
このトレーニングでは、感情表現のバリエーションを増やす、頭に浮んだこと、頭に浮んだイメージを的確に口に出す力を鍛えてくれます。
基本的な感情言葉だけでなく、「傲慢」「大胆」などの言葉を、パッと説明してみるのも良い練習になります。
このトレーニングで得られる3つの効果
自分の気持ちを的確に表現できるようになる
口下手・話し下手の人でも、語彙力がないわけではありません。むしろ真面目な人も多く、読書を日常的にしている人もいるはずです。
それでも、話そうと思うとうまく言葉にできないのは、自分の中にある語彙を活用する練習ができていないからです。「頭にふっと浮んでくる言葉を口にする」ということをお話しましたが、そもそもふっと浮んで来づらい状態にあるということです。
この練習を重ねていくことで、自分が感じたこと、思っていること、考えていることが、頭に浮んできやすくなるので、だんだんと的確に表現できるようになります。自己理解に繋がり、自分の体験した話もしやすくなるでしょう。
コミュニケーションはスポーツのようなものです。トレーニング、練習を重ねればおのずと上達するもの。そこには痛みも伴うかもしれませんが、それを抜けた先には…
頭に浮んだことをパッと口に出せる
口下手・話し下手なのは、頭に浮んだことを口に出すまでに何個もフィルターがあり、口に出すことのハードルが高すぎることも原因のひとつ。
もちろん、人と話す上で一定のフィルターが必要なのは承知です。(私もフィルターが多すぎる種族ですから)
一方で、フィルターによって言葉がせき止められてしまうことが続いてしまうと、言葉を出さないのが当たり前の状態になってしまいます。つまり、日常的に限定的な言葉しか出せないような状態になってしまうと。
トレーニングでは一旦、フィルターは取り外し、流れるように口に出す練習を行います。
普段せき止めていた言葉も、一旦は言葉に出してみることで、自分の表現の幅を広げていくことができます。
コミュニケーションに関して積極的な状態になれる
このトレーニングで最も大切なことは、たくさんのワードを出すことではなく、一生懸命考えて言葉にしようとすることです。
そうやって脳にちょっとした負荷をかけ続けることで、積極的に外から情報を集め、アウトプットができる状態を保つのです。
勉強でも、どう答えを出そうかうんうん考えている時間が一番成長させてくれたりするものですよね。筋トレでも筋肉に負荷をかけ続けることで、成長してムキムキになっていくものです。
エンジンを切ってしまうのではなく、アイドリング状態を保つようなイメージで続けていれば意外と効果を感じられるので、ぜひやってみて下さい。
まとめ
いかがでしたか。話し下手から脱却するための、表現力トレーニングを紹介しました。
話す時にうまく言葉にできないストレスが徐々に減っていきますので、日常的にやってみて下さい。
では最後にもう一問だけ出してみましょう。「不安」系の感情言葉を10個挙げてみて下さい。
いきますよ?よーいどん!(下に例を書いておきます)
ex.気がかり、そわそわ、自信ない、大丈夫かな、恐れ、怖い、焦り、混乱、びくびく、何か言われるかも、どうなるんだろう、
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