会話が弾まないのは「共感」してないからかもしれない

こんにちは。タケウチです。

 

思うように会話が弾まない、自分と話すとき相手が全然楽しそうじゃない、こんな風に思った経験はありませんか。

 

本来楽しいはずの「雑談」。上記のような経験の積み重ねで、だんだん会話が嫌になってくることもあるかもしれません。

 

私も上のような悩みを抱えていた時期がありますし、今も会話は得意ではありません。

 

しかし、相手に気持ちよく話してもらえる術を身に付けた途端、苦しかった会話は幾分かマシなものになりました。

 

この記事では、会話が楽しくなる、会話が盛り上がる、相手の話を引き出すための「共感力」についてお伝えしていきます。

 

会話には共感が不可欠

突然ですが、以下のように友達に言われたとき、なんて返しますか?

 

「年末年始やることなくてさあ。とりあえず紅白みてたんだ。」

 

「共感力」という概念を知る前の私ならこう返してました。

 

「紅白、わたしも見てたよ。どれが一番良かった?」

 

この違和感、あなたは気づきますか。

 

そうですね。この「友達」は紅白歌合戦について特段喋りたいと思っていません。

 

わたしも含め、会話が苦手な人というのは、「とりあえず」会話を繋ぐために、出てきたワードを中心に話を広げようとしてしまうのです。

 

そうしてしまうと、相手の話したいテーマとはズレてしまい、お互いに会話がつまらなくなるとうわけ。

 

もちろん、声のトーンやテンションによりますが、この「友達」が言いたいのは、「やることなくて退屈だった」ということです。

 

この感情を表わすキーワード、キーメッセージを掴んで、相手の話したいテーマに即して、共感をして返してあげる必要があります。

 

ですから、上記を踏まえて返してみるとするとこうなります。

 

「年末年始って店とかもやってなくて、結構退屈だよね」

とか

「うんうん、やることないのわかる。ずっとゴロゴロしちゃったりするしね」

とか。

 

こうやって返してあげると、「友達」は「そうそう!」と自分の話したいことを話し出してくれます。

 

自分の気持ちを分かってくれて嬉しいし、話したいこと話し出せるという気持ちよさで、あなたとの会話は必然的に楽しいものになるでしょう。

 

相手の感情を見つけて肯定してあげる

よく男性にありがちなのが、ちょっとした悩みや愚痴に対してアドバイスをしてしまうことです。

 

もちろん、議論したいとき、相手が真剣にアドバイスを求めているときは別ですが、雑談と呼ばれる種類の会話では、アドバイスは一切合切不要です。

 

ちょっとした愚痴を想像してみましょう。

 

「職場のひとが全然仕事できなくてさ、腹立つわあ」

 

あなたの友達が、同僚、部下あるいは無能上司に対する不満を愚痴っていると想像しましょう。

 

あなたならどう返しますか?

 

アドバイスしたがりな人ならこう返してしまうでしょう。

 

「でもそれはさ、あなたがちゃんとアドバイスなりできてないからでしょ」

 

こんなことを返した日にゃ、最悪です。

 

まず「でも」と否定から入られ、相手はちょっとだけ「💢」こうなります。そして、このアドバイスだと、「お前がちゃんとしてないからやん」と言われてるのと同義。

 

愚痴やちょっとした悩みでは、自分の気持ちをわかってほしい、自分の気持ちを聞いてもらってスッキリしたいという気持ちが中心にあります。

 

そんな中で、「自分を否定されるような」「アドバイス」をされたら、反感を買ってしまって当然なのです。

 

会話は建設的な議論だけで成り立っていません。世の中の会話のほとんどは雑談で、人との関係を構築するのも大体は雑談。

 

共感をしないことは、人との関係性を無下にしてしまうことと同義です。

 

相手の気持ち、特にキーワードを拾ってあげて、肯定をしてあげましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか。

 

会話に不可欠な「共感」についてお伝えして参りました。意外と難しいし、出来ていないことが多いテクニックですが、明日からちょっとだけ意識してやってみて下さい。

 

それでは!

 

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