「なにもかもどうでもいい」「疲れた」と思った時は実はチャンス

 

こんにちは。たけうちです。

 

「なにもかもどうでもいい」と思うときってありますよね。精神的に疲れたときや、ストレスが溜まりすぎたとき、私もよく思うことがあります。

 

今回は、そう思ったときの対処法をお伝えしていきます。

(2020年の記事のリライト版です。久々に読んでこんな芯食ったこと書いてたんや、19歳の私と思ったので、少しだけ文章整えました。)それではどうぞ。

なにもかもどうでもいいと思ってしまう理由とは?

やっていることの結果がまったくでず、どれだけ頑張っても空回り。

 

時間だけが過ぎていき、自分の無力さを強く感じるようになってしまいます。

 

この現象は真面目な人にとても多いです。自分でいうのもなんですが、私もくそ真面目な人間です。

 

自分でできるだけの努力をして、すごく頑張ってもまだ足りない、甘えるなと自分に鞭を打ち、頑張り続けるのです。

 

そうやって無理して頑張り続けた結果、燃え尽きた状態に陥ってしまいます。

 

仕事でも人間観関係でも、自分の本音にむち打って、動き続けた結果、自分のエネルギーを使い果たしてしまうのです。

 

頑張りすぎてしまったのです。

 

まずはそれを認識しましょう。

 

頑張った自分を責めるのではなく、頑張りきった結果なんだと。

 

「結果がでなかった。もっとがんばっている人がいる。」

 

そういう厳しい心の声が聞こえてくるのも無理はありません。多分あなたの中に巣くっている親や関係の深かった大人が勝手に叫んでいるんです。

 

でも、結果が出ないのは、今が踏ん張りどころだからかもしれないし、結果が出てる人はそもそもバックボーンが違うからかもしれません。他の人と違うのは、あなたは燃え尽きるまで頑張れることです。

 

あなたには、自分の心を壊すほどまでに頑張るエネルギーがあるのです。まずはそこを認め、褒めましょう。

 

そして次にあなたはすべきことは、休息と自分の扱い方を学ぶことです。

 

なにもやる気にならない。もうどうでもいい。そうなったらばまずは、疲れてしまった身体をいたわりましょう。疲れてしまった心をねぎらってあげましょう。休んでもいいんだと自分に許可をだしましょう。

 

火を燃やすには、空気が必要です。

隙間のなく木を敷き詰めて、火を付けても燃えません。キャンプファイアーでも、隙間をつくって、木を積みますよね。

 

また、上手く火を燃やす方法を知らないと、火事になったり、火が消えたりしてしまいます。あなたの中に灯る火に関しても、空気が必要です。息抜きが必要です。

「なにもかもどうでもいい」と思った時は実はチャンス

私は過去に厳しめの糖質制限ダイエットしていましたが、あるとき糸がプツンを切れてしまいました。

 

それまで、パンケーキやハンバーガー、ラーメンなど大好きな炭水化物を我慢して、ダイエットをしてきたのに、急に「もういいや」となってしまったのです。

 

その日は、10時のおやつにプロテインバーとパウンドケーキを食べ、午後3時にエッグスシングスのパンケーキを一人で平らげました。

 

夜は、白米をしっかり食べ、とどめにデニッシュ鯛焼きをデザートに食べました。

 

多分この日の摂取カロリーは3500キロカロリーくらい。糖質量も300gくらい。これまでだったらありえないような量を1日で食べましたw

 

一瞬自己嫌悪に陥りました。でも、その時気づいたのです。

 

自分の本音を無視しすぎた」と。

 

私は、自分で自分を厳しく規律しすぎるクセがあります。これを読んでいる人も、そういう真面目な人が多いと思います。それで上手くいった経験があれば尚更です。(私なら受験の経験とか。)

 

「どうでもいい」と思うときは、さっきもお伝えしたように頑張りすぎてしまったときです。

 

「1人になって自分を休める時間なく、人と付き合い続けたとき」

「食べたい気持ちを抑えすぎたとき」

「楽しくないという気持ちを無視して、仕事をつづけたとき」

 

しかし、そのような状態になったとき、それって実はチャンスなんじゃないかと思います。

 

そう、「自分と対話をする」チャンスです。

 

自分の本音を無視しがちな真面目さんが、自分と向き合うと人生は良い方向に進みます。

 

私も幾度となく、対話を続けてきました。

すると

好きなときに好きなもの食べられるようになり

週に1回は徹底的に休むと決めて、休めるようになり、

ワクワクする分野が見つかり、このブログを書けるようになりました。

 

話し合っていくと、今まで無視していた自分が見えてきます。対話をした後は必ず物事が好転していて、「これは面白い」と思えました。

 

別の例を出してみると、「This is us」というドラマでは、ランダルという男性が出てきます。

 

彼は、責任感が強く、向上心もあって、若くして会社の重役です。娘が2人おり、幸せな家族を築いていました。

 

しかし、あるとき、彼の中のなにかが壊れ、パニックになってしまいます。

 

彼の兄が、それまでの行動から察知して、彼の会社に向かうと、ランダルは自分のオフィスの隅で動けなくなり、さめざめと涙を流していました。

 

それから彼は仕事をしばらく休み、死が近い大切な父と過ごしました。

 

お父さんは、生前に書き上げた息子への詩集を残します。

車の窓を開けて、音楽を聴け、ベッドメイクは誰かにまかせろ、髪はアフロにしろ

でした。

要するに、「人生を楽しめ、自由に生きろ。」ってことですよね。

 

それから、ランダルは考えが変わり、仕事を辞め、ランニングをウオーキングに変え、家族とゆっくり過ごすようになりました。

 

限界を迎えた後、自分と対話をし、大切な人と過ごした結果、ストレスの少ない生活を手に入れられたのです。

あなたの心を復活させる3ステップ

欲、感情を書き出す

紙とペンを準備します。

 

そして、今感じているネガティブな感情、不満、欲を書き殴って下さい。

全部書いて下さい。全部ですよ?全部。

 

「あれが食べたい」「これが食べたい」「アイツなんか死ねば良い」「仕事辞めたい」「何をしても無意味」「自由になりたい」なんでもいいです。

 

過激なことでもなんでも良いです。誰に見せるわけでもありません。感じたことすべて書きましょう。

認識する

あなたにはそれだけの欲、感情があることを認識し、それを認めてあげましょう。

 

そして、「当たり前である必要はない」「楽しく生きて良い」と自分にOKを出してあげましょう。

 

人生嫌になったり、すべてを投げ出したくなる人は真面目な人が多いです。

 

私もそうですが、どこかで「楽してはいけない」「頑張らなくてはならない」と思ってしまっています。

 

そう思うことは、成長に繋がるので、全然良いです。でも、休むことも重要だということを認識して下さい。

 

また、「「楽してはいけない」「頑張らなくてはならない」と思っていた、あ~自分ったらダメだ」と思うのではなく、

 

「そう思っていたな、気づけた自分OK!」と自分を認めてあげて下さい。

 

心を静める

すべて書き出し、認識することができたら、心を静めます。

 

スポーツや旅行など、心の状態がひどすぎると楽しめないことがあります。

逆に疲れて症状が悪化します。

 

ですから、瞑想や散歩、深呼吸をして心を静め、「今」に意識を向けます。

 

スマホやPCの電源は切り、好きな場所や自然のあるところで行ってみて下さい。

 

疲れの原因の1つとして、「未来」や「過去」に意識が行き過ぎることというのがあります。

 

考えすぎて脳が疲れてしまっているのです。ですから意識を「今」に向け、脳の疲れを取ってあげるのです。

 

対策を講じる

スポーツや旅行が楽しめる状態になったかな、と思えるようになったら、対策を講じていきます。この時の対策のベースになるのは、自分で書き出した欲や感情です。

 

5感をつかって、自分で行うことを楽しむようにしましょう。

「ちょっとお高い紅茶をゆっくり味わう」

「身体を動かしたときの、爽快感を楽しむ」

「干し立てのふかふかな布団の肌触りを楽しむ」などです。

対策の講じ方

欲に従って、やりたいことをやって心を回復させていきます。やりたいことをやる気になれない人は、瞑想、深呼吸、散歩をして心を静めて下さい。

寝る

睡眠をしっかりとると、疲労回復、ストレス解消、肥満防止、記憶の定着など様々なメリットがあります。

 

無性にイライラする、なにかに集中しづらい、ドカ食いしたい衝動にかられるという症状があるのなら、睡眠をとりましょう。

 

また、睡眠不足は時間をかけて解消していく必要があります。いつもより1~2時間多く寝るように心がけてみましょう。まずは1ヶ月続けてみて下さい。

旅行に行く

気分転換には旅行は最適です。

 

大好きな場所でも、行ったことがない場所でも、自分が本当にワクワクできる旅のプランを立てていきましょう。

美味しいもの食べる

我慢やストレスが多い人は、食べることがストレス発散であることが多いかもしれません。食べたら太るかも、、、というような気持ちは捨てて、五感を使って味わって楽しんで食べましょう。

仕事、学校を休む

休養は短くて足りるときもあれば、長い方が良いときもあります。自分の心や体と相談して、思い切って、仕事や学校を休んでみましょう。

 

気が知れている友人がいれば、今の状態を話してしまうのも手です。

自分のためにお金を使う

自分をないがしろにしがちな人は、思い切って自分のためにお金を使ってみましょう。

 

ちょっと良い服を買ったり、

ホテルのアフタヌーンティーに行ってみたり、

髪を切ってイメチェンしてみたり、、、

 

頑張っている自分にご褒美をあげましょう。

自己分析する

 

自分と対話するのに最も効果的なのが、自己分析です。自分の価値観、長所、好きなこと、なんですか?って聞かれたらちゃんと答えられますか?

 

意外と人間自分の事って分かっていません。

 

ですので、本やツール、カウンセリングを通じて自己発見をしていきましょう。私は八木仁平さんの「世界一優しい本当にやりたいことの見つけ方」で自己理解をしました。

 

ぜひやってみて下さい。

一個ずつやる

クリステン・ベルという大好きな女優さんがいるのですが、大好きになったきっかけが彼女がうつ病に関して話していて共感したことでした。

 

アナと雪の女王2で「The next right thing」を見事に歌い上げた彼女ですが、自身のうつ病の経験が活かされています。

 

メーキングのインタビューで、クリステンはこう語っていました。

「アナが彼女の周りにいる皆が死んだと思った時、彼女は心の内に目を向け、生きるためのものがそれ以上存在するかどうか悟らなければならなかった」

 

「そして次に正しいことをするというこのマントラ(真言)は、私の不安やうつ病についてジェニファー(監督)と話し合ったことから生まれた」

 

「『わたしにできること』は元気がなく、悩み、何をしたらいいか分からない人のための歌だと本当に思ってる。そういった元気がない状態でできる唯一のことは、一歩ずつしかないから」

 

「私の場合、もし起きた時にとても落ち込んでいると、私がすることといえば、ベッドから出て、次に歯を磨き、コーヒーを一杯飲んで、子供を起こすの。世の中の問題が私が扱うのに大き過ぎると感じる時は、徐々に対策を講じるのよ」

気分が落ち込んでいる時、私は彼女の言葉に励まされました。彼女の歌も、暗い気分の時に聴いています。

 

完全に気分が晴れなくても、少し前向きになれ、死ぬほど泣いてから、次の正しいことをしていくと、前に少しずつ進んでいけます。1歩ずつでも進んで行くことを忘れないで下さい。

 

この励まされた経験をきっかけにクリステンが大好きになり、彼女の出演する「グッドプレイス」や「ヴェロニカマーズ」にドハマりました(笑)演技やってみたいなと思ったきっかけも彼女ですね。

まとめ

いかがでしたか?「なにもかもどうでもいい」状態になったら、実はチャンスという話でした。

 

病院に行って治療をすることも大切ですが、やはり最後は自分の自分への見方をどのように変えるかです。

 

私も、自分のことがわかりきっていないところがありますが、今も自分と対話をし続けています。どん底だと思ったら、世界に一人で取り残されていると思ったら、問題が自分にとって大きすぎると思ったら、自分と対話をし、一歩ずつ進んで行きましょう。

 

それでは、最後まで読んで下さりありがとうございました。

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